最適な駆動波形を探索する実験の自動化
使用するインク(機能性材料)やアプリケーションに対し、駆動波形の最適化を行なう際、その調整や試行の組み合わせパターンが膨大であることが悩みになります。
jetXpertを使用することで最適な駆動波形を探索する実験を自動化することが可能です。
観測システム構成例
jetXpert 飛翔液滴観測装置
インクジェットヘッドから吐出された液滴の飛翔中の状態(体積、速度、角度、サテライトの状態)を観測します。
周波数コントロール
ユーザー様が設定された範囲の周波数を自動で変更していき、各周波数での液滴を観測します。インク開発時の最適周波数の発見などに便利です。
Xスウィープ
GIS社製ドライバーと連動し、ユーザー様指定波形設定をオートで変更、液滴の観察を行います。
自動化での探索イメージ
パルスの電圧、パルス幅、電圧の印加時間の3つについて調整を行ないます。それにより吐出する液滴の量(体積)、速度、そしてサテライトの発生状況を変化させ、アプリケーションに適した駆動波形を得ます。
jetXpertを使用すると、周波数をコントロールし自動で変更することで入力する波形をオートで変更しながら飛翔する液滴の状態を観測します。それにより膨大な組み合わせの中から迅速に最適な駆動波形を得るための実験が可能です。