医療分野での
Sono-Tek
超音波スプレー活用
Sono-Tekの超音波スプレーが医療分野で採用される理由
有効性を高める均一な塗布
Sono-Tekの超音波スプレーは、医療分野において様々な器具への薬剤塗布に用いられます。
超音波振動により発生した液滴は、極めて微小かつ大きさが均一です。それにより複雑な形状の塗布対象にも、非常に薄いコーティングを可能にします。また複数の薬剤を混合させた塗布材を使用する際にも、厚さ・塗布量が均一なため効能に影響を及ぼさない塗膜を形成します。
さらにバルーンカテーテルのような薬剤を塗布した後に膨らませて使用する器具では、塗布表面が膨張することによるコーティングのひび割れや剥がれが懸念されます。当製品は塗布材の微細な霧化により、塗布対象の素材に関わらずしっかりと密着し耐久性の高いコーティングを実現します。
精密な塗布範囲
器具の用途によっては作用の強い薬剤を塗布することもあります。そのようなケースでは塗布する範囲を厳密に守ることが求められます。
当製品はスプレーの流量を制御することが可能で、それにより跳ね返りやオーバースプレーを防ぎ、必要な範囲のみへの精密な塗布を実現します。
さらに必要な量・範囲に正確に対応することができるため、薬剤を余分に消費することを抑制します。
用途に合わせたラインナップ
医療分野における塗布の需要は様々です。ステントやバルーンカテーテル、採血管などそれぞれの塗布対象に応じて、適したシステムは異なります。
Sono-Tekは、用途に応じてスプレーノズルやホルダーが異なる豊富なラインナップをご用意しています。そのため医療分野のスプレー塗布において、Sono-Tekの超音波スプレーは高い支持をいただいております。
ラインナップ
塗布対象や用途にあわせてラインナップを設計しております。
同じ器具でも使用時の目的が異なることによる、塗布要求の差にも対応いたします。
MediCoat DES
心臓用ステントに対し、再狭窄防止薬などのコーティングを施すためのフルターンキーシステムです。
MediCoat PSI
抹消血管用ステントに対し、再狭窄防止薬などのコーティングを施すためのフルターンキーシステムです。
外部と遮断された密閉性の高いベンチトップ型の機器で、ステントホルダー(固定具)のカスタマイズが可能です。
MediCoat BCC
バルーンカテーテルに対し、可塑剤と混合した薬剤などのコーティングを施すための独立したシステムです。
自動膨張装置が搭載されており、バルーンを膨らませてコーティングを行う事が可能です。
MedXT Standalone
採血管やシリンジに対し、EDTA、ヘパリン、凝固剤などのコーティングを施すための独立した量産用システムです。
製造ラインへの導入が可能で、ノズル構成は10個もしくは20個を選択いただけます。
MedXT Retrofit
こちらは切り替え用ノズルです。既に所有しているコーティング機器のエアスプレーノズルを、超音波ノズルに置き換えが可能です。
ノズルの数についてもカスタム対応いたします。
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