インクジェットの技術開発を劇的に加速

jetXpertはインクジェット技術研究・製品開発者様向けの観測・制御システムです。

これ１台で各産業用インクジェットヘッドメーカーのヘッドを駆動させ、
デジタルによる高精度の観測を可能にする、マルチベンダー対応のシステムです。

どのメーカーのどのヘッドが今回の目的に最適なのかわからず、悩んだことはありませんか？
jetXpertが１台あれば、メーカーの評価キットの購入をすることなく、ヘッドだけご用意いただければ気軽に試せるため 非常に有利です。

インクジェットプリンターの研究開発が効率的に行えます

jetXpertは様々なインクジェット研究開発の要望を取り込んで育てられた製品です。
そのため、メーカーの評価キットよりも高機能で、インクジェットヘッドを稼働させながら設定値を自動で変えてテストするようなことも可能です。つまり、研究開発が圧倒的に捗るように作られています。

インク開発においてもメリット大

jetXpertがあれば評価キットを購入せずとも各社のヘッドを駆動させ評価できてしまうので、複数メーカーの産業用インクジェットヘッドに対応したインクを開発したいインクメーカー様でも非常に重宝されています。

jetXpertについて

jetXpertは産業用インクジェットヘッドから吐出される微小な飛翔液滴を観測するシステムです。
インクジェットプリンターは、ごく小さなインクを印刷面に向けて飛ばし、ドットの集合で印刷を実現しますが、プリンター開発においては印刷されたドットを評価して善し悪しを決め、試行錯誤すると思います。

jetXpertはその１つ１つのドットを産み出す１滴１滴の吐出を観測し、最適化することで、印刷品質の改善・最適化を実現します。 それが液滴飛翔観測システムで、効率的なプリンター開発の必需品と言えます。

印刷品質の改善のためにできること

求める印刷品質に近づけるために、入力する信号、つまり駆動させる電圧の波形の最適化を行ないます。
この波形を変えることにより、吐出される液滴のサイズ、速度、形状が変わり、その結果として着弾して描かれるドットに影響を与えます。

そのため「設定＝駆動波形」と「飛翔中の液滴の観測」と「着弾した印刷結果」の３点を見ながらチューニングすることが大切なのです。

観測装置がなければ入力と結果の２点しかわからず中間が見えない、
だから観測装置が必要。

液滴は非常に小さく高速なため、飛翔中の液滴は肉眼による視認は不可能です。
それに対しサイズ、速度、角度といった指標を１滴１滴高精度に、数値化した観測が可能です。
定量的に測れるため、数値に基づく論理的な最適化が可能です。これがなければ勘に頼ることになります。

印刷結果の評価も人の目では限界が

インクジェットプリンター開発では印刷結果を正確に評価するのもまた難しいという課題があります。
人の感覚で善し悪しを判定するには限界があるので、それもシステムにサポートして欲しいと思います。
そこでjetXpertには、オプション機能として高精度の印刷評価装置をご用意しています。

高精度の印刷評価装置を用いるとjetXpertで

• 設定・操作
• 飛翔液滴観測
• 印刷
• スキャン
• ソフトウェアでの品質判定

が簡単にできるため便利です。
インクジェットプリンター開発のための必需品が一つのシステムとして統合され、揃っているので、是非活用して研究開発を成功させていただきたいと思っています。

プリントステーション

imageXpert社のプリンターは液滴観測と一体型になっており、観測で使用したヘッド、波形、インクをそのまま印字へ移行できます。したがってヘッドを取り換えるだけでどのヘッドにも対応可能なマルチプリンターとなります。

スキャナー

印刷したサンプルはスキャナーですぐに詳細な観察が可能です。 imageXpert社のソフトウェアでインクのにじみ、かすれ、着弾精度、濃淡など全てを数値化します。

プリントエグザミナー

スキャナーやモーションの様な超高精細な観察でなくても、印字物をサッと確認したい。そういった場合はこのプリントエグザミナーでにじみ、かすれ、着弾精度、濃度を数値化が可能です。

世界中のインクジェット、ディスペンサー、
インクメーカー、ソリューションベンダーから選ばれています。